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柴田 猛順; 小倉 浩一; 田村 浩司
真空, 40(8), p.668 - 670, 1997/00
ネオジムイオンによるネオジム清浄表面からの二次電子放出係数を衝撃イオンエネルギー0.1~3keVの範囲で測定した。ネオジム清浄表面は、ネオジム原子の蒸着により作成し、ネオジムイオンビームは、共鳴イオン化を用いたレーザーイオン源から引き出す等、新しい測定手法を工夫した。衝撃イオンエネルギー1keV以下で、二次電子放出係数は0であり、1keV以上では衝撃イオンエネルギーの1次関数で増大し、2keVでは約0.1であった。
押山 孝*; 永井 士郎; 小沢 国夫*
Journal of Nuclear Materials, 168, p.162 - 170, 1989/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)イオン衝撃による気体の固体表面からの脱着は、核融合におけるプラズマ/壁相互作用の重要な素過程である。このイオン衝撃脱離について、脱着断面積のエネルギー依存性に注目して、脱着断面積をWinters and Sigmund理論により解析的に計算し、文献から収集した実験データと比較した。比較の対象とした53の入射イオン/固体表面/吸着分子(原子)の系のうち、32の系については計算と実験がよく一致した。脱着機構を考慮するため、軽イオンによる脱着は主として反射イオンと吸着原子との衝突、一方重イオンによる脱着はスパッタされた固体構成原子と吸着原子との衝突によると仮定して脱着断面積の計算式を求めた。
小沢 国夫; 川面 澄; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 寺沢 倫孝*
Atomic Collision Res.,Prog.Rep., (4), p.62 - 63, 1978/04
重イオン衝撃によるCr,Mn,Fe,Co等の3d元素のL X線スペクトルは非常に複雑であり、HFS法による解析はSatelliteやHypersatelliteが数多く重なり合っていること示している。その外、電子昇位による3d電子のN殻への移動によって引起される低エネルギー側のサテライト・ピークも観測される。本レポートに今までの成果の要約を述べる。
川面 澄; 小沢 国夫; 藤本 文範*; 寺沢 倫孝*
Atomic Collision Res.in Jpn.,Prog.Rep., (4), p.60 - 61, 1978/04
HやHeのような軽イオンを衝撃する時、内殻電離はクーロン相互作用によって引起される。この時、K殻の二重電離断面積はE/U=1で最大となり、入射イオンのZに比例することを見出し、すでにいくつかの論文として発表した。本レポートに今までの成果の要約を述べることとした。
平山 俊雄; 藤沢 登; 五明 由夫*; 前野 勝樹; 上原 和也; 嶋田 道也; 鈴木 紀男; 山本 巧; 木島 滋
Journal of Nuclear Materials, 76-77, p.452 - 458, 1978/00
被引用回数:8プラズマ中の軽元素不純物(酸素、炭素)と、放電時に発生するガス不純物との関連を調べた。得られた結果は次の通りである。1)HOは壁より発生し、酸素の補給源となっている。2)CH及びCOはイオン衝撃脱離によってリミタから発生する。3)CH及びCOはプラズマ中の炭素の補給源になっていない。4)放電後のメタンの発生は、リミタに打ち込まれた原子状水素とリミタ角に吸着している炭化層との化学的反応に依るものである。
中村 幸治; 柴田 猛順; 田中 三雄
Journal of Nuclear Materials, 68(2), p.253 - 256, 1977/02
被引用回数:13強い水素イオンビームを多結晶モリブデンに照射することにより、試料温度が200Cちかくにおいて、新しいタイプの表面損傷「結晶粒放出」を発見した。多結晶モリブデンを25keV30mA/cmの強い水素イオンビームで照射した。試料温度は常温から500Cまで変化させた。1c/cmから20c/cmの照射量にわたりイオン衝撃したのち、表面損傷のようすを走査型電子顕微鏡で観察した。表面損傷の様子は試料の温度に強く依存する。即ち200C近くでは結晶粒放出、常温近くでは直径1m以内の多数のブリスタがみられた。500Cの温度では結晶粒放出もブリスタも観測されない。結晶粒放出によるくぼみの大きさは、一結晶粒以上でありこれは多結晶モリブデン表面の第一結晶粒層にある結晶粒ないしはいくつかの結晶粒のかたまりの跡であると考えられる。さらに結晶粒放出の温度依存性をモリブデン中の水素拡散と考慮して考察した結果この温度依存性を良く説明することができた。
藤本 文範*; 川面 澄; 小沢 国夫; 寺沢 倫孝*
Phys.Lett.,A, 57(3), p.263 - 264, 1976/03
陽子及びヘリウムイオン衝撃したBe標的から発生するX線を結晶分光器にて測定した。Be K-X線以外に146.1eVにBe K-X線をヘリウム衝撃の場合には観測できたが陽子の場合には観測できなかった。入射粒子の電荷(Z)による内殻二重電離断面積の相違について理論と比較検討した。